チームワークが強み、フォスタFC関西大会へ

湖北拠点の中学生クラブチーム

 湖北地域を拠点に活動する中学生クラブチーム「フォスタフットボールクラブ」が日本クラブユースサッカー選手権U15県大会(4月6日〜5月12日)で5位に入賞し、2年ぶり8回目の関西大会出場を決めた。

 県大会でフォスタFCは予選リーグを2勝1敗で突破し、決勝トーナメントは初戦でサンガ瀬田に3対4で惜敗したものの、敗者復活トーナメントを2戦2勝で終え、5位入賞に滑り込んだ。

 関西大会は6月1日から23日まで近畿2府4県で行われ、6府県の代表など64チームがトーナメントで頂点を争う。上位7チームが全国大会への切符を手にする。フォスタFCの初戦は6月1日、兵庫県洲本市のアスパ五色であり、大阪府代表のLEVANTEudと対戦する。

 力石隆治代表は「今年も中心的選手がおらず、不安定な試合ばかりだった」と県大会を振り返りながらも、予選リーグでは大会優勝チームのSAGAWAに勝利したことが選手の自信につながり、「自分たちの力で関西大会出場を決めてくれた」と称える。

 「特徴は全員で守備をし、全員で攻撃をすること。僕たちの学年には飛び抜けている選手はいないが、それでもチームワークを生かして全員で守備や攻撃をしている」と話すのはキャプテンの松井祐真選手(虎姫学園)。関西大会に向け「チームワークを生かした自分たちらしいサッカーをして、まずは目の前の一戦を勝ち取りたい。関西大会という貴重な経験ができる分、悔いの残らない試合にする」と抱負を語っている。

掲載日: 2024年05月27日