景観広告大賞にBiwa collage

長浜市選定 広告賞にはルーペ舎など4件

 長浜市内の魅力ある屋外広告物を市が表彰する「長浜景観広告賞」に計5件が決まり、広告大賞には元浜町のイタリア料理店「Biwa  collage(ビワコラージュ)」の看板が選ばれた。

 ビワコラージュは元浜町13番街区市街地再開発事業にともなって2020年12月に開店。築100年以上の町家と蔵を再生・改修した趣のある建物で、広告大賞に輝いたケヤキの看板は琵琶湖畔の夕景をモチーフとし、「木目のグラデーションをデザインに生かすなど、アート感にあふれている」と評価された。デザインは同所の商業文化施設を運営する「湖のスコーレ」の社長で、デザイナーの月ヶ瀬雄介さんが手掛けた。

 広告賞にはLoupe舎(宮前町)、日軽パネルシステムエンジニアリングセンターTecLab(酢)、ぺんぎん食堂(大宮町)、曳山博物館(元浜町)の看板や壁面広告が選ばれた。

 景観広告賞は2012年に屋外広告物を規制する条例を施行したのをきっかけに、市民や事業者に広告物について関心を高めてもらおうと始まった。10回目を迎えた今年は26件の応募があり、市景観審議会が審査した。18日に市役所で表彰式がある。

掲載日: 2022年01月07日