新商品で地域をPR、活性化

長浜市商工会 3カ所の道の駅で夏と秋「食のマルシェ」

 新商品で湖北地域の魅力をPR—長浜市商工会は市内3カ所の道の駅で特産品を展示販売する「長浜・食のマルシェ」を企画。2日から会員らを対象に出品募集を始めた。

 集客力を持つ道の駅、浅井三姉妹の郷(内保町)、湖北みずどりステーション(湖北町今西)、塩津海道あぢかまの里(西浅井町塩津浜)を会場に、「夏の陣」(8月20日〜22日)、「秋の陣」(11月19日〜21日)でオリジナル商品をPR。魅力ある商品を地元の人や行楽客に見てもらい、個々の販路を拡大。地域の活性化につなげる。

 商品は地域の食材や産物を使った食品や民芸品など。新規開発の商品も歓迎。パッケージ、内容物の数量の変更なども新商品とみなす。開発については同商工会がバックアップし、デザイナーなど専門家のアドバイスを無料で受けることもできる。

 対象者は商工会会員、道の駅出品者。出品料は各回3000円(出品手数料は常温15%、冷蔵・冷凍20%)。商品は1店舗最大3種まで。展示ブースは商工会が用意する。締め切りは夏の陣が7月15日、秋の陣が10月15日。

 同商工会と長浜商工会議所が今年2月、市街地の空き店舗で開いた「食くらしマルシェ」では75品が出品され、当初計画を大きく上回る278%の売り上げを記録。一部商品は販路の拡大につながっているという。

 商工会は「コロナ禍の中でも前向きな商品開発で地元から全国に通ずるブランドを発信したい」と話している。問い合わせは長浜市商工会℡(78)2121へ。

掲載日: 2021年06月02日