U10サッカー県大会 びわSSS初優勝

堅守から攻撃、粘り強いプレーで接戦制す

 びわサッカースポーツ少年団(びわSSS)が県サッカー協会主催の第7回U10選手権県大会で初優勝した。

 びわSSSは昨年の湖北ブロック予選を1位で通過し、各ブロックの代表32チームが出場したトーナメントを制した。すべての試合で1失点以下に抑え、堅実な守備から攻撃につなげた。

 決勝は1月28日、野洲川歴史公園サッカー場であり、数々の公式戦で優勝している強豪のA・Z・R(アッズーロ、甲賀市)と対戦。前半を0対0で終え、後半でコーナーキックから押し込んで先制点を奪ったが、終了間際に同点ゴールを決められ、延長戦へ。1対1のまま互いに譲らない接戦を展開し、最後はPK戦(2—0)で決着した。

 田辺彰太監督は「粘り強いびわのサッカーを選手たちができたことが優勝という結果につながった」と選手を称えた。

 小学生サッカーは県南部のチームが強く、湖北勢の公式戦での県大会優勝は昨年の湖北キッカーズ(U11)に次いで2回目となる。

 キャプテンの堤春翔さんは「目標にしていた優勝が実現できてすごくうれしい。コーチの指導や保護者の支え、他の学年の練習のサポートのおかげ。来年の県大会も優勝したい」と話している。

 出場選手は次の皆さん。

 佃奏汰(伊香具4)、橋本怜音(びわ南4)、島津凛心(北郷里4)、二宮快(伊香具4)、落合志龍(びわ南3)、室幸佑(びわ南4)、北川悠斗(虎姫学園4)、堤春翔(長浜北4)、小谷優士朗(長浜4)、上阪大惺(虎姫学園4)、水谷飛翔(長浜北3)、宮澤悠人(長浜北4)、中原幸瞭(長浜北4)、赤山恒平(米原3)、志智陽空(長浜北4)、布施珀翔(虎姫学園4)。

掲載日: 2024年02月08日