長浜の7人、春の選抜へ

滋賀学園ソフトボール部、全国大会出場

 滋賀学園女子ソフトボール部は20日から、栃木県大田原市で開かれる「第39回全国高校選抜大会」に出場する。登録選手15人のうち、7人が長浜市出身。

 今年のチームの特長は「長打力」。10月末、14チームが参加した県大会では猛打を爆発させ、10年ぶり、3回目の優勝を果した。

 捕手の浅見侑来選手(高月中)はチャンスに強い5番バッター。2塁手の前田芽依那選手(同)は堅実な守備。3塁手の清水玲那選手(浅井中)はどんな球が来ても止めるホットコーナー。左翼手の三浦乃亜菜選手(高月中)は小技が得意=いずれも2年=。

 控えの投手・北村咲里選手(長浜北)は多彩な変化球が武器。いずれも内野手の柴崎優奈選手(同)と横田藍奈選手(長浜西)は代打の起用もあり、粘り強いバッティングを心がける=いずれも1年=。

 滋賀学園は1回戦不戦勝で、21日、習志野(千葉)と鶴岡東(山形)の勝者と戦う。副キャプテンの前田選手は「打撃でも、守備でも相手に負けない。強豪揃いだが、まずは初戦突破」と意気込んでいる。

掲載日: 2021年03月05日