市民が「先生」、多彩な授業展開

さざなみタウンでコミュカレ、396人楽しむ

 市民が「先生」となって趣味や特技、知識を生かした授業を行う「ながはまコミュニティカレッジ学園祭」(通称・コミュカレ)が18日、さざなみタウンで開かれ、計396人が受講した。

 コミュカレは2019年のさざなみタウンのオープンに合わせて始まった。市民が学びを通して地域や社会に関心を持ち、市民同士の新たなつながりを生むのが目的。

 この日は1時間目から4時間目まで計29コマの授業があり、会議室や多目的ホール、音楽演劇活動室などを会場に多彩な授業が繰り広げられた。

 高月中教諭の田中玄伯(つねみち)さんの授業「理科実験教室—サイエンスマジック」では、穴を空けた段ボールを叩いて煙を発射する「空気砲」の実演や、色が混ざり合って模様ができる「七色CDゴマ」作りなどがあり、参加した親子が科学の不思議を体験していた。

 このほかにも、長浜レコードクラブの北川藤夫さんによる音楽鑑賞とレコードの解説、中川徳郎さんの地蔵に関する講義などさまざまな授業が行われた。

掲載日: 2024年02月21日