コロナ対策講じながら

今荘観光ぶどう園、5日オープン

 「太陽ぶどう」と呼ばれる大粒ブドウを栽培している今荘観光ぶどう園(今荘町)が5日、オープンする。

 今荘ぶどう生産組合(佐野勝組合長)は約3㌶の畑で減農薬栽培をしている。梅雨入り後は日照不足で生育が悪かったが、ここ数日の猛暑で糖度を一気に増しており、大きい粒もたくさん実っているという。

 園には雨天でもブドウ狩りが楽しめる大型ビニールハウスを設置。「密」を避けた新型コロナウイルス対策やアルコール消毒などを徹底している。開園時間は午前9時から午後5時、入園料は中学生以上1300円、小学生1000円、3〜5歳700円。

◇   ◇

 園入口の直売所では同日から、甘さたっぷりのアーリースチューベンや、さわやかな風味が口いっぱい広がるサニールージュなどが並ぶ。順次、人気のシャインマスカットや大粒系の紅富士、紅式部など計15種が出揃う。

 佐野組合長は「観光会社の間では『太陽ぶどう』として定着している。園、販売とも新型コロナの感染予防を徹底し、お客様を受け入れたい」と話している。9月下旬まで無休。地方発送可。問い合わせは同生産組合℡(74)1322。

掲載日: 2020年08月03日