クラスがひとつになり合奏

びわ南小6年生が箏を体験

 びわ南小学校で27日、伝統文化を体験する授業があり、6年生が箏の合奏にチャレンジした。

 長浜市文化芸術協会は地域の子どもたちに伝統文化に親しんでもらおうと、今年度、琴や茶道の講師を湯田、七郷小など7校に派遣している。

 この日は正派弥生会の代表・田中富士代さんらが講師となり、琴の構造や演奏の仕方などを教え、クラス全員で「さくら」の演奏に挑戦した。

 田中さんは演奏する際「親指の爪をしっかり弦に当て、指で直接押すような感じで、一音一音はっきりと弾いて」などとアドバイス。児童たちにはわずか15分で奏法や「さくら」の楽曲をマスターし、きれいな音色を奏でていた。

 乾有芽さんは「音符を読むのが難しかったけど、爪を弾くのは楽しい」と話し、田中さんは「クラスがひとつになっていた。短時間で上手に演奏できていた」とほめていた。

掲載日: 2021年01月27日