アニメキャラや動物、恐竜など4千点

元浜町に海洋堂フィギュアミュージアムオープン

 長浜市街地で進められている元浜町13番街区市街地再開発事業の中核施設の一つ、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁が15日、リニューアルオープンした。

 世界的フィギュアメーカーの海洋堂が40年以上にわたって制作したアニメキャラクターや動物、恐竜などのフィギュア4000点を展示している。展示総数はリニューアル前の約2000点から倍増させた。展示室の入口では人気漫画・アニメ「北斗の拳」に登場する等身大のキャラクターが入館者を出迎えている。

 また、人気アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開を記念した特別展として、作品の名シーンを躍動感とともに精巧に再現したジオラマ約80点も展示している。

 海洋堂創業者で同館の館長を務める宮脇修さん(92)は「ジオラマは動きや物語性がある展示となっている。世界中の人に見に来てもらいたい」と話し、同館支配人の岡本宏一郎さん(52)は「長浜という素晴らしい場所に、素晴らしい施設ができた。いろんな方に楽しんでいただきたい」としている。リニューアル前の倍にあたる年間10万人の入場客を目指す。

 1階がショップ、2階が展示室。入館料は高校生以上900円、小中学生500円。午前10時から午後5時まで。不定休。

掲載日: 2020年07月15日