まつり成功を祈願 裸参り

出番山の若衆が連夜 八幡宮へ

 長浜曳山まつり(13〜16日)の成功などを祈願する「裸参り」が9日夜から始まった。

 長浜八幡宮に子ども歌舞伎を奉納する出番山の常磐山、萬歳楼、孔雀山、翁山の若衆が、それぞれの山組の詰め所から八幡宮までを練り歩いた。

 萬歳楼の若衆はサラシ姿でふんどしを締め、弓張り提灯を手に肩を組み「ヨイサー、ヨイサー」と声を張り上げ、八幡宮では井戸に体を浸したり、水を掛け合ったりして身を清めた後、本殿でまつりの成功や役者の健康、くじ取り式(13日)のくじ運、本日(ほんび)の晴天などを祈願した。上半身裸になることなく羽織姿で静かに参拝する山組もあった。

 裸参りは12日まで行われる。

掲載日: 2023年04月11日