長浜市内で成人式 1049人出席、新成人が誓い

「自分の行動に責任と自覚」

 長浜市の「新成人を祝うつどい」(成人式)が12日、市内2会場で開かれ、スーツや振袖に身を包んだ新成人1049人が晴れの門出に決意を新たにしていた。

 ホテル&リゾーツ長浜で開かれた式には旧長浜市、旧東浅井郡8中学校の出身者823人が出席。藤井勇治市長は「梅の花が咲き誇るように、これからの人生で素晴らしい花を咲かせていただきたい」「長浜市を継承し、さらに発展させるためには、皆さんの情熱にあふれた若い力と郷土を愛する心が必要。積極的にそれぞれの地域に関わり、ふるさとの自然、文化、福祉、歴史や産業など社会の動きに関心を持ってください」と呼びかけていた。

 新成人を代表して、西川葵さん(20)=長浜北中出身=と安達万結さん(19)=長浜西中出身=が「この長浜で学び育ったことは、今の私たちにとってかけがえのないものになっています。きょうまで支えてくださった皆様に恩返しできるよう、ここで培った経験から得たことを生かし、自分達の道を切り開いていきます」「今後は社会を担う一員として自分の行動に責任と自覚を持ち、地域社会に貢献します」などと誓いの言葉を述べた。

 式典の前には余興として、長浜北中出身の塩谷慎太郎さん、大橋陸さん、堤聡太さんの新成人3人がバンドを組んであいみょんの「マリーゴールド」を披露し、花を添えていた。

 式典後には新成人有志で組織する実行委員会が企画した「交歓のつどい」が開かれ、抽選会などがあった。

掲載日: 2020年01月14日