糖度上々「いずみメロン」

泉町で女性が初栽培、29日から直売

 「かわさき農園」(泉町)のビニールハウスで28日、同町の地下水で育てた「いずみメロン」の収穫が始まった。ハウス前の直売所で29日から販売する。

 農園を運営する川崎香さん(33)は県立農業大学校(近江八幡市)の就農科を卒業し、2022年に起業。昨年はビニールハウス1棟(375平方㍍)でミニトマト、今年はメロン栽培に挑戦している。

 アールスメロンの青肉と赤肉の2種類計600個を、県が開発した「少量土壌培地耕」と呼ばれる技術で栽培。少量の土と液体肥料で育て、土壌の水分量の調整などがマニュアル化されていて栽培しやすく、連作障害が起きにくいのが特徴という。

 「一本の木につける実はたった一つ。食べた人に喜んでもらえるよう思いを込めて毎日世話している」と川崎さん。糖度計の測定では十分な甘みが出ており、「網の見た目はイマイチかもしれないが、糖度は上々」と胸を張る。

 泉町の地下水を利用し、「いずみメロン」と名付けた。価格はサイズによって異なり、主な価格帯は2000〜3000円。直売所で約1週間、販売する。午前11時から午後5時半まで。なくなり次第終了する。場所は神照幼稚園から東。

 今冬にはビニールハウスをもう1棟建てて栽培面積を倍増させる。「地域の方に安心してもらえるような農産物の生産と、楽しんでもらえる農園を目指したい」と話している。

掲載日: 2023年06月28日