長浜八幡宮に 夏の風物詩
長浜八幡宮は30日の「夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)」を前に鳥居に茅(ち)の輪を設置した。さっそく参拝者が無病息災などを願って、「茅の輪くぐり」を行っている。
大祓式は罪や過ちを祓い除くために半年ごとに執行される神事で、無病息災や疫病退散などを祈念する。
長浜八幡宮では夏の大祓式に合わせて、毎年、茅の輪を設置しており、今年は13日にお目見え。
茅の輪は直径約2・5㍍で、左回り、右回り、左回りと8の字を書くように3度くぐって祈願すると、災難を免れ、健康で夏を越せるとされる。
八幡宮では「茅の輪をくぐって心を清め、夏を元気に過ごしていただきたい」と話している。茅の輪は7月2日ごろまで設置している。
アジサイ涼やかに
手水舎にアジサイの花を浮かべた「花手水」が長浜八幡宮にお目見えした。
参拝者に花を愛で心を清めて華やかな気持ちになってもらおうと3年前からこの時期に実施している。境内に植えられている約2000株のアジサイの中から、咲き具合に合わせて花を摘み取り、手水舎に涼し気に浮かべている。7月上旬まで。