2019年6月20日

水谷さん、水球日本代表に

ユニバーシアード出場、伊ナポリへ

 西野町出身で日体大3年の水谷瞬也さん(20)=写真=が7月にイタリアで開かれるユニバーシアード競技大会に水球男子日本代表として出場する。日本の看板を背負うのは長浜北星高校時代にアジア選手権に出場して以来2度目で、「自分の持っている力を発揮し、毎試合1得点は取りたい」と決意を語っている。

 ユニバーシアードは国際大学スポーツ連盟が主催する学生を対象にした国際総合競技大会で、30回目となる今年の大会は7月3日から14日までイタリアのナポリで開かれる。日本代表は水泳のほか、陸上、サッカー、テニス、バレーボールなど15競技に出場し、選手280人、監督・コーチ陣84人ら総勢417人で編成される。

 水谷選手は小学4年生で水球を始め、長浜スイミング(現エル・アテインスイミングスクール長浜)で基礎を積んだ。長浜北星高校2年生の時、U17日本代表としてアジアエージグループ選手権に出場。11得点の大活躍で日本優勝に貢献した。北星高を卒業後は名門の日体大に進学。オリンピックを目指し、その足掛かりとしてユニバーシアード出場を目標に練習を重ねてきた。ゴールデンウイークに富山県で行われた選考合宿でプレーが評価され、代表選手13人の一員に選ばれた。

 ユニバーシアードでは日本はオーストラリアやハンガリーなど強豪ひしめくグループで予選を戦う。水谷さんは「ヨーロッパの選手と戦うのは初めて。体格が大きくつかみ合いには勝てないので、スタミナをつけて泳ぎたい」と語り、「キーパーも大きいし、日本の試合で入るシュートも、簡単には入れられないと思うが、毎試合、最低でも1得点を決めたい」と意気込んでいる。

2019年6月19日

ご当地プロレス旗揚げへ

えきまちテラスでマッチ!市民有志が結成、曳山まつりもPR

 プロレスを通じて長浜の街を盛り上げようと、市民有志がご当地プロレス団体「長浜プロレス」を結成。22日、えきまちテラス長浜にリングを設置しエキシビションマッチを行う。

 結成を呼び掛けたのは20年程前にセミプロとして活動した会社員・平居由宣さん(48)=元浜町=。長浜曳山まつりの山組「青海山」の若衆筆頭を務めた経験もあり、プロレス公演で曳山まつりも盛り上げたい考え。

 所属レスラーは6人。覆面レスラーの「エル・ヒキヤマ」は曳山まつりのユネスコ無形文化遺産登録をアピールする使命も持つ。2年前に旗揚げされた「滋賀プロレス」に参戦するなどして名を売ってきた。

 当日はえきまちテラス長浜1階、春日山の山蔵前にリングを設置。ご当地ヒーロー「ヒキヤマン」によるショー「復活!!アークダイカンの巻」の後、「プレ旗揚げ戦」としてエル・ヒキヤマが「石田三成の化身」と売り出しているMITSUNARIと対戦する。それぞれがどんなオリジナルの必殺技を繰り出すのか、早くも期待と注目を集めている。

 平居さんは「今の子ども達はプロレスを見る機会は少ない。生のプロレスの迫力を体感して欲しい」と語り、今後も市内のイベントなどでの興行を模索している。

 午後1時開演。雨天の場合は会場をM3階のイベント広場に移す。観戦無料。