長浜市の「20歳のつどい」が12日、長浜文芸会館、浅井文化ホール、木之本スティックホールで開かれ、スーツや振袖に身を包んだ976人が出席。旧友との再会を喜ぶとともに、節目の機会に決意を新たにしていた。
長浜文芸会館で午前中に行われた式典には長浜西中、南中の出身者238人が出席。浅見宣義市長は「失敗を恐れることなく前向きに物事に取り組んでほしい。失敗は成功の一歩。どんな困難に直面してもどうか恐れずに挑戦し続けてください。努力と情熱が未来を切り拓く力となる。時には困難が立ちはだかることもあるが、未来に向かって進む姿勢を大切にしてほしい」と呼びかけた。高山亨議長は「どんな未来がこちらを覗いているかな 君の強さと僕の弱さを分け合えばどんな凄いことが起きるかな」とシンガーソングライターあいみょんさんの「ハルノヒ」の歌詞を紹介するなどして、はなむけの言葉を贈っていた。
出席者を代表して大塚創史さん(20)=長浜西中出身=と、辻村世名さん(20)=長浜南中出身=が「はたちという人生の節目を迎え、新たな一歩を踏み出すこととなるが、この日まで支えて下さった方々への深い感謝の意を込め、恩返しの機会を大切にし、自分の歩む道に自信を持ち、責任ある行動を通じてより一層前進する。社会の一員としての自覚を持ち、社会に貢献していくことの決意をここに誓う」などとあいさつした。
式典後には実行委員会主催で恩師のビデオレターの上映、抽選会などがあった。
20歳のつどい976人出席、決意を新たに
掲載日: 2025年01月14日