伊香高15人に指定書 特殊詐欺防止へ決意
木之本署と伊香高校が連携して地域の防犯活動に取り組むボランティアサークル「SOUND(サウンド)会」の今年度指定書交付式が8日、同校セミナーハウスで開かれた。今年で結成20年目の節目。指定を受けた1〜3年生15人が地域の安全・安心を守る活動への決意を新たにし、7月の「社会を明るくする運動」を皮切りに本格的な活動をスタートさせる。
SOUND会は、木之本署の呼びかけで2007年度に発足した。名称には「共に響き合い、健全な青少年を育成する」との願いが込められている。警察と高校が連携して地域の防犯活動や環境美化活動に取り組む組織として県内の先駆け的な存在で、これまで地域に根差した活動を続けてきた。
式では青地俊治署長が出席した生徒全員に指定書を交付。青地署長は「SOUND会の熱心な活動は地域の皆さんから賞賛されており、地元警察署長としても誇りに感じている」と話したうえで、深刻化する特殊詐欺を防ぐため防犯アプリの普及活動への協力を要請。「若い皆さんならではの視点で新しいアイデアを出していただき、幅広く浸透させてほしい」と話した。
臼井正士校長は「SOUND会は県内の同様の取り組みの先駆け的存在。先輩方の取り組みを継承しながらも、ここに集うメンバーでアイデアを出し合って新しい取り組みにも挑戦してほしい」と期待を寄せた。
式には会のマスコットキャラクター「メロディーちゃん」も参加。「猫の手も借りたい。伊香の安全をニャンとかしたい」を合言葉に活動する妹分として会場を盛り上げた。
最後は青地署長、臼井校長、メロディーちゃん、会員らが記念撮影を行い、20年目の活動のスタートを祝った。
会は昨年度、特殊詐欺被害防止啓発や木之本地蔵縁日の防犯活動、小学生の下校見守り、闇バイト加担防止啓発などに取り組んだ。今年度も地域の防犯意識向上に向けた活動を展開する。
高橋柊斗さん(3年)は20年目を迎える節目に「これからもこの活動を途絶えさせることなく、一生懸命活動に取り組みたい」と話した。





