長浜の名物土産はどれ?

「梅」の菓子テーマにコンテスト

 長浜観光協会は7日、えきまちテラスで、長浜を代表する名物土産を発掘するコンテスト「長浜お土産セレクション」を開催。「梅」をテーマに菓子を募ったところ、市内7事業者から12品の提案があり、観光客や市民が味や見た目などを審査した。

 「長浜の名物といえばこれ!」という商品がないという声を受けて、同協会の飲食物産部会(大澤剛人部会長)が中心となってコンテストを企画。第1弾として市の花や盆梅展にちなんで「梅」をテーマにした和洋菓子の開発を、市内の事業者に呼びかけていた。

 この日、えきまちテラス内のコンテスト会場には、完熟梅を使ってアレンジした木之本名産「でっち羊羹」、梅酒を使ったケーキや琥珀糖、ペースト状の木イチゴに梅肉を散らして焼き上げたラスク、梅干しを入れたおにぎり型のパンなど、それぞれの事業者が趣向を凝らした菓子を並べ、土産品として喜ばれそうな凝ったデザインのパッケージも添えた。

 訪れた観光客や市民ら約80人が試食し、商品の見た目、味、価格、パッケージなどを5段階で評価。「お土産として買って帰りたい」と思う3品を選んでいた。

 なお、観光協会では集計のうえ、来年1月8日の長浜盆梅展内覧会でグランプリを発表。キャンペーンでの販売や情報誌への掲載などでPRする。同協会では「試食は女性の方が多かったので、色彩がきれいな商品やかわいいパッケージの商品が人気を集めていた。第1弾は『梅しばり』だったが、次回は広くお土産を募りたい」と話していた。

掲載日: 2020年11月09日