鉄道スクエア写真コンテスト

最優秀は「うらら うらら♪」

 長浜観光協会は「ふるさとの駅と鉄道」をテーマにした長浜鉄道スクエア鉄道写真コンテストの受賞者を発表した。

 コンテストは現存最古の駅舎である旧長浜駅舎(長浜鉄道スクエア内)を広くPRしようと2021年に初めて企画。2回目となる今回は全国から83点の応募があった。

 最優秀賞には東京都府中市の武藤英夫さんの作品「うらら うらら♪」を選んだ。千葉県夷隅(いすみ)郡大多喜町で、黄色い菜の花が広がる中を走るいすみ鉄道の列車をとらえた写真で、線路を横切る猫の登場もアクセントになっている。武藤さんはカメラを始めて6年。地元の写真クラブで「いろは」を学んだ。「今後の写真ライフの心強い励みになる」と喜びのコメントを寄せている。

 優秀賞に東海道新幹線の検査用車両ドクターイエローと鉄塔を写した寺尾幹男さん(草津市)の「幸せを運ぶ」、長浜鉄道スクエア賞に福岡県内を走る平成筑豊鉄道田川線の油須原駅の夕暮れを写した保永重治さん(彦根市)の「家路を急ぐ」を選んだ。このほかに入選27点。なお、入賞、入選作品計30点は11日から3月31日まで長浜鉄道スクエアで展示する。

最優秀賞・武藤英夫さんの「うらら うらら♪」

 

左上から時計回りに 優秀賞作品・寺尾幹男さんの「幸せを運ぶ」、保永重治さんの「家路を急ぐ」、以下入選作品・渡部円さんの「夕暮れの輝き」、小巻真司さんの「勇姿」、太田毅さんの「紅葉まっさかり特急飛騨号」、菅野哲郎さんの「秋旅」、田邊怜さんの「伊吹山を背に冬の訪れを知らせるラッセルがゆく」、中央 中川明子さんの「夏景色」

掲載日: 2023年01月05日