走って、曲がって、ゴールへ

田根小児童がロボットカーをプログラミング

 田根小学校で19日、プログラミング学習会があり、4、5、6年の児童21人がパソコンを使ってロボットカーを動かした。

 車や電化製品のコンピューターは人が書いたプログラム通りに動く。プログラムを作ることをプログラミングという。

 会ではプログラミング教室があるイケダ光音堂の福田祐太さんらが講師となり、コンピューターを搭載した車を作った上、プログラミングにより、約20㌢四方、12個のマス目の中のA〜Dまでの地点を順番に移動させるよう、目標を設定した。

 児童たちはブロックの車体にコンピューターやモーターなどを組み合わせ、車を完成。パソコンとコードで接続し、画面上で「走る」「曲がる」「止まる」や速度(距離)などプログラムを組んで、実際にコース上を動かした。

 指定されたマス目に車を移動させるのは難しく、児童たちはパソコン上で何回も調整しながら、ゴールを目指した。6年の長谷川晴香さんは「講師の人の説明がわかりやすく、初心者の私でも動かせ、楽しかった」と話していた。

掲載日: 2020年11月21日