毎月17日は「ごえん市」

高月駅東口で地域住民がまちおこし

 JR高月駅東口で毎月17日に開かれているふれあい広場「ごえん市」が人気を呼んでいる。

 地元有志でつくるNPO法人「花と観音の里」は同駅総合案内所の指定管理を受けるようになり、駅周辺の賑わい創出と地域の活性化を図るため、一昨年の10月から「朝市」を開くようになった。

 近くの渡岸寺(向源寺)の月参り日、17日に合わせ毎月開催することにし、出店者が地元で採れた新鮮な野菜や湖魚、パンなどの加工品などを安価で並べるほか、法人のメンバーが時期に応じてマツタケ飯や豚汁、年越しそばやぜんざいなどでもてなし、買い物客を喜ばせている。

 昨年来のコロナ禍で一時期、客足が遠のいた時もあったが、リピーターが多く、毎回、100人以上が訪れているという。地元の女性は「車に乗れないから、ありがたい」と話し、出店者の男性も「お客さんに喜んでもらえることが一番の幸せ」と語っている。

 大橋豊彦代表理事は「お客さんの数も徐々に増えている。高月は魅力いっぱい。その魅力を皆さんに知ってほしい」と話していた。

 ごえん市は毎月17日、午前8時半から正午まで。なお、法人では出店者を募集中。問い合わせは高月総合案内所℡(85)6565へ。

掲載日: 2021年02月02日