日本リーグ、米原で開幕戦

ホッケー、ブルースティックス滋賀

 ホッケー日本リーグに今シーズンから参戦する「ブルースティックス滋賀(BS滋賀)」(米原市)が開幕戦を地元、OSPスタジアム(旧県立伊吹運動場)で戦うことが決まった。PRポスターも完成し、選手たちは「チーム一丸、頑張りたい」と意気込んでいる。

 チームは今年3月、米原市民と聖泉大学の学生計31人で編成され、今シーズン、実業団と大学が加入する日本リーグに参戦。4〜6月、10〜11月、地元以外で8試合を戦う予定だった。

 ところが新型コロナウイルスの影響で、日程が大幅に変更され、チームが所属する2部リーグは10月3日から12月13日まで9チームによる総当たり戦を行うことに。当初、今シーズンはホームでのゲームは予定されていなかったが、日程変更に伴い、開幕戦と10月4日、24日、25日は会場がOSPスタジアムとなった。

 チームにとって、ホームゲームは力強い味方。練習にもより一層力が入っている。キャプテンの福居陸希選手は「開幕戦をホームスタジアムで迎えられることを嬉しく思う。コロナ禍で、チームとして十分な練習ができていないが、こういう時だからこそ、多くの皆さんに元気を届けられるようなチームとなるよう選手一丸となって頑張りたい」と意気込んでいる。

 また、チームでは士気を高める3種類のポスターを計900枚作成。躍動する選手たちの写真とともにチームの試合日程、サポート企業、サポーターの募集を掲載。「滋賀ブルーで世界を染める」「真剣勝負。」「いざ頂点」のキャッチフレーズを入れている。

 スポンサーに配布したほか、選手たちが近隣を回り商店や事業所に掲示協力を求めている。なお、開幕戦は10月3日午前11時から、対セルリオ島根。

掲載日: 2020年09月02日