戦国時代劇「アカツキ」出演者やデザインを公募

5月公演へ 殺陣やアクション、随所に

 長浜市と市民芸術文化創造協議会は25日、本格的な戦国時代劇「アカツキ」を来年5月に長浜文芸会館で上演することを発表した。湖北地域で活躍する俳優、演出家、舞台スタッフが中心となって「高品質なエンターテイメント作品」を制作・発表することで、湖北地域の文化・芸術のレベルアップと新たなファンの開拓を目指す。

 「アカツキ」は、戦国時代末期を舞台に傭兵の半生を描く。殺陣、アクションを随所にちりばめたエンターテイメント作品になるという。作・演出は劇団プラネットカンパニー主宰の北澤あさこさん、制作総指揮はNPO法人はまかる代表の磯崎真一さん。出演者は高校生から40歳までの男女を対象に公募する。経験は問わない。11月20日、長浜まちづくりセンターでオーディションを行う。通過すれば来年1月から稽古を行う。殺陣の指導は国内外で忍者ショーを行っている「伊賀之忍者衆羅威堂(らいどう)」が担当する。

 このほか、スピンオフのボイスドラマを制作し、出演者を公募する。1次オーディション(ボイスサンプル審査)と2次オーディション(11月20日、長浜まちづくりセンター)を通過すれば声優の山口勝平さんのワークショップを受講する。対象は高校生から40歳までの男女。経験不問。

 また、チラシやパンフレットのデザインを担当するイラストレーターを公募するコンテストを実施。公開している「アカツキ」の設定資料を確認し、登場人物1人以上を描いたイラストを応募し、大賞に選ばれればイラスト制作を受注できる。対象は18〜40歳。実績不問。

 いずれも募集期間は9月1日から10月31日まで。詳細はNPO法人はまかるのWEBサイト(https://hamacul.or.jp/akatsuki/)で確認できる。

掲載日: 2022年08月26日