小谷城SIC農場でメロン収穫体験

 小谷丁野町の小谷城スマートインターチェンジ栽培実験農場で19日、メロンの収穫体験会が開かれ、市内の親子12組が大きなメロンを摘み取った。

 農場では約70㌃のビニールハウスで、液肥循環システムや地下水位制御システムなど先端技術を駆使。人手のかからない収益性の高い農業でアールス系の高級メロンを栽培している。

 体験会ではメロン栽培にチャレンジしている伊吹智子さんと川崎勝太さんからハウス内の仕組みやメロンの栽培法などを学んだ後、実際にメロンを収穫した。

 参加者は2人のアドバイスを受けながら、網目や色形などをチェックし、品定め。はさみで摘み取り、「重た〜い」などと歓声を上げていた。

 この後、計測器で糖度をチェックすると、ほとんどが「十分、甘い」13度以上。事前に収穫されたメロンに舌鼓を打ちながら、その風味を味わっていた。

 速水小6年の稲葉瑞穂君は「理科が好きでメロンという作物に興味があった。いいのがとれたと思う。家族みんなで食べたい」と話していた。

 なお、JA北びわこによると同所で栽培されたメロンは15日から販売されたが、ほぼ完売状態だという。

掲載日: 2020年07月21日