大技炸裂!コロナ撲滅マッチ

長浜プロレスが3試合  曳山まつりPRも

 ご当地プロレス団体「長浜プロレス」は14日、えきまちテラス長浜で「コロナ撲滅マッチ」など3試合を行い、会場に訪れた市民や観光客を沸かせた。

 コロナ禍で旗揚げ直後から活動を制限されていたが、昨秋から再始動。この日は今年初めての興行となった。初登場の「エル・鯖ソーメン」はサバの被り物をした地元タレント・もえりーぬさんの先導でリング入り。機敏な動きで対戦相手を翻弄し、必殺技の「鯖固め」で勝利した。

 メインイベントのコロナ撲滅マッチは同プロレスの中心レスラー、エル・ヒキヤマと新型コロナウイルスの化身「デスコロナマスク」が対戦。解説席のパイプ椅子で攻撃したり急所を狙ったりと反則技を繰り返すデスコロナマスクに対し、エル・ヒキヤマはロープからジャンプする空中技など多彩な技を繰り出して応戦。最後は必殺技「長浜クローバーホールド」でマットに沈め、「必ずコロナは撲滅する」と声を張り上げていた。

 試合の間には長浜曳山まつりの山組「青海山」若衆によるしゃぎり演奏やご当地ヒーロー「ヒキヤマン」のショーがあり、1カ月後に迫った曳山まつりをPRしていた。

掲載日: 2021年03月15日