タコス専門店「小麦畑」が評判

野菜と小麦にこだわり

 JR長浜駅近くの「長濱ええもんショップセイキン」(元浜町)内に、タコス専門店「小麦畑」がオープンし、地場産の野菜や小麦へのこだわりが評判を呼んでいる。

 タコスはトルティーヤと呼ばれる薄焼き生地で野菜や肉を包んだメキシコ発祥の軽食。同店では地元産の無農薬栽培の小麦で作ったトルティーヤに、長浜市内で有機農業に取り組む農家グループ「おてまいり屋」の野菜、甘辛く煮込んだひき肉、サルサソースを包んでいる。

 トルティーヤは湖北町小倉の生産者「シバタ・グラウンド・ミュージック」(柴田ファーム)が栽培した小麦を石臼でひいた全粒粉を用い、注文を受けてから焼き上げる。小麦のしっかりとした味わいと、もちもちとした食感が人気。仕入れる野菜は季節によって変わり、今はわさび菜、スイスチャード、サラダほうれん草、水菜などを採用している。

 テイクアウト650円(学割あり。350円。午後3時〜6時半)。店内で食べるタコスプレートはスープ付きで990円。このほかバナナジュース(450円〜)、野菜カレー(990円)もある。いずれも税込み。おてまいり屋の野菜も販売している。

 同店では「地元の生産者がこだわって作った野菜を使っている。地元の恵みをテイクアウトで気軽に楽しんでもらいたい」と話している。

 午前10時半から午後6時半まで。不定休。問い合わせは同店℡(53)3125へ。

掲載日: 2020年03月12日