コレクションいかが?「長浜缶缶」誕生

自然風景や建物などデザイン13種類

 湖北の景色や建築物などをイラストで表現した新しいお土産「長浜缶缶」が誕生した。中心市街地の活性化をマネジメントする第3セクター「長浜まちづくり」が考案し、「手軽に長浜の思い出を持ち帰ることができる新しいお土産品です」と宣伝している。

 長浜缶缶は葛飾北斎の「富嶽三十六景」になぞらえ、湖北地域の四季や暮らしの光景を絵として表現しようと考案した。円形の缶の上部に、同社のスタッフらが描いた湖北地域の自然の風景、街並み、シンボルなどの絵を貼り付けている。これまでに「余呉湖」「琵琶湖の夕日」「開知学校」「太閤ひょうたん」など13種類を制作した。北大路魯山人が描いた北国街道安藤家・小蘭亭の襖絵にちなんだ「長楽未央」など、一風変わったデザインもある。中には大根味と梅味の飴が入っている。

 「スタッフの好きな風景をデザインした。缶に描かれた風景を探して、長浜の街を歩いてもらえば」と説明するのは、制作に携わった同社の三上由貴さん(33)。今後、長浜曳山まつりをデザインした缶など36種類を目指し、「地元の人が好きな景色や場所を切り取って絵で表現し、コレクションしたくなるようなお土産にしたい」と話している。

 550円(税込み)。湖北のくらし案内所どんどん、安藤家で販売中。

掲載日: 2020年01月22日