ながはまコミュニティカレッジ、開幕

市民が先生 、趣味生かし。ダンス、DIY、歴史講座など多彩に

 市民が趣味や特技、知識を生かして「先生」を務める「ながはまコミュニティカレッジ〜学びでつながるウィンターフェス」が7日、さざなみタウンの文化福祉プラザで始まった。

 学びを通して楽しみながら地域に関心や繋がりを持ってもらおうと、市民有志による実行委員会、長浜市、ながはま市民協働センターが初めて企画した。

 施設内の会議室や音楽室、工作室、和室、多目的ホールなど10室を教室に見立て、公募で集まった市民が先生となって授業を行う取り組み。

 午前10時の1限目から続々と市民が訪れ、思い思いの授業を受けた。多目的ホールで開かれた「みんなで踊ろう!おしりたんてい」の授業では、人気テレビ番組のダンスを通して子ども達が音楽に合わせて体を動かす楽しさを体験(写真下)。漆喰塗りの授業では左官職人らの指導で親子が漆喰を塗る作業に挑戦し(写真左上)、明智光秀と長浜の関係に迫る授業では歴史愛好家らが専門家の分析に耳を傾けていた(写真右上)。

 また、西浅井を拠点に活動するまちづくりグループがおにぎりと豚汁を振る舞ったり、ピアノとフルートのミニライブが開かれたりもした。

 コミュニティカレッジは8日も開かれ、「お天気質問教室」「クセになる!脱力系仏像めぐり」「ケンダマ教室」「おいしい日本茶の淹れ方体験」など30講座が開かれる。1限目は午前10時から、最終の4限目は午後2時10分から。1コマ50分。希望者は当日会場へ。受講無料(一部で要材料費)。

掲載日: 2019年12月07日