防災力向上へ備え学ぶ

自治会長ら90人、実例交え組織づくり

 浅井福祉の会(伊藤英司会長)は12日、七尾まちづくりセンターで防災講演会を開き、自治会長や自主防災組織、民生委員・児童委員、赤十字奉仕団員、地域住民ら約90人が参加した。

 防災アドバイザーの安原秀男さんが、地域防災のあり方や災害への備えをテーマに講演。姉川地震や伊勢湾台風、阪神・淡路大震災、能登半島地震、2024年の米原市土砂災害などを例に被害状況を説明したほか、日本列島周辺のプレートの仕組みや浅井地域のハザードマップを基に想定される水害を解説した。また、気象庁が5月から運用を始めた警戒レベルに対応する新たな防災気象情報についても説明した。

 その上で、地域のリーダーである自治会長らに向け、自治会名簿の整備や防災マップの作製、避難訓練の実施など、平時からの備えの重要性を強調。三田、大路、西浅井中の各自治会の事例を交えながら、防災体制づくりの進め方を解説した。また、長浜市の草の根防災体制育成事業補助金を活用した車いすの整備も提案した。

 このほか、長浜市防災危機管理課が草の根防災体制育成事業補助金を説明し、防災ボランティア「ひでよし隊」が非常時のトイレ対策を紹介。浅井赤十字奉仕団は炊飯袋を使ってご飯とカレーを調理し、参加者に配布した。

 参加者からは「災害時の連絡網の確立や、LINE、メールを活用した情報伝達体制づくりに取り組みたい」「自治会の名簿や台帳作成を進めたい」などの声が聞かれた。

掲載日: 2026年07月15日