大根と白菜、生徒が収穫・出荷作業
長浜農業高校の生徒が育てた野菜が長浜市内の学校給食で提供されることになり、生徒が出荷作業に励んでいる。
食材として提供されるのは、同校食品科1年生39人が育てた大根と白菜。9月に種まきや苗の定植を行い、生徒は土作りから追肥、水やり、中耕、除草など丹精に育ててきた。高温が続いたことから特に水やりに気を配ってきたという。
今月中旬から収穫・出荷作業が始まり、18日朝には大根を引き抜いたり、白菜の根本に包丁を入れたりして収穫。泥を落として水洗いし、重さを量ってかごに丁寧に入れていた。高木柚花さんは「中耕と除草が大変だったが、めっちゃいい出来。頑張って作ったので美味しく食べてほしい」と話した。
生徒の収穫作業を見守った南部学校給食センターの管理栄養士・大橋明希子さんは「あまりの大きさにびっくりした。大根は3㌔超えもある。愛情を込めて育ててくれて嬉しい」と語っている。北部給食センターでは19日に白菜のクリームシチュー、南部給食センターでは21日に大根サラダとして、農高の野菜を学校や園の子どもたちに届ける。