巫女さん「笑顔あふれる1年に」
毎年多くの初詣客でにぎわう長浜八幡宮で、迎春準備がピークを迎えている。
15万人の初詣客を見込む八幡宮では正月三が日を高校、大学生を中心とする巫女40人体制でもてなす。今月21日から社務所で準備作業が本格化し、参拝者に授与する破魔矢に来年の干支「巳年」の絵馬を結び付けたり、お守りを袋詰めしたりしている。
「一度、巫女さんをやってみたかった」と話す森田小百合さん(15)は白衣・緋袴に身を包み「すこし緊張感が出ます」と背筋を伸ばす。昨年に続いて巫女を務める服部結羽さん(17)は「参拝客の1年が笑顔であふれるようにとの思いを込めてご奉仕したい」、村口雅弥さん(16)は「良いことがたくさんある1年になることを願って笑顔で対応したい」と話している。
長浜八幡宮の年末年始の行事は次のとおり。
【31日】午後3時、大祓式▽7時、除夜祭▽10時半、どんどに点火▽11時半、落語家・笑福亭仁昇さんとカウントダウン。
【1日】午前0時、歳旦祭、新春縁起札入りちくわ撒き(0時、0時半の2回、計2000本)、生田流正派による新春初琴の奉納演奏▽7時、神歌奉納▽9時、一心無双流居合道奉納、光粋流舞道による剣舞歌謡舞の奉納。
【2日】午前9時、日供始祭。
【3日】午前9時、元始祭。