特設土俵で白熱の試合、子ども向け体験会も
来年、滋賀で開かれる「国スポ・障スポ」を前に、リハーサルを兼ねた相撲競技の大会が18日、長浜バイオ大学ドームで開かれ、特設の土俵上で白熱の試合が展開された。大会後には子ども向けの相撲体験会もあった。
大会は全国教職員相撲選手権で、16都府県から約60人が出場。団体戦と個人戦が行われ、滋賀県勢は個人、団体ともにベスト8だった。
体験会は六荘地区地域づくり協議会、県相撲連盟などが主催し、3歳から小学生までの50人が参加した。子どもたちはまわしを付けてすり足を体験した後、長浜相撲クラブに所属する中学・高校生との取組を楽しんだ。
取組では子どもたちが3人1組になって高校生らに挑戦。片手で軽々と体を持ち上げられながらも、力を合わせて押し出すと会場から拍手が起こっていた。塚本杏さん(春照小3年)、類さん(同2年)の姉弟は「少し怖かったけど、楽しかった。来て良かった」などと話していた。
なお、大会では国スポ・障スポ長浜市実行委員会や県相撲連盟の担当者が、会場の設営、選手の受け入れ、試合の進行などの手順を確認した。県相撲連盟事務局長の田中敦司さんは「大会はスムーズに運営できた。きょうの進行を基本にシミュレーションを重ね、来年の国スポに臨みたい」と話していた。