遠州流のお点前を堪能

秋の深まる近江孤篷庵で茶会

 遠州流茶道の茶会が2日、近江孤篷庵(上野町)で催され、出席者が秋の深まりを感じさせる庭園の眺めと、遠州流のお点前を堪能した。

 遠州流は坂田郡小堀村(現・長浜市小堀町)出身の茶人・小堀遠州(1579〜1647年)を流祖とする。遠州は幕府の高級官僚として幕政を担う傍ら、大名茶人として「綺麗さび」と称される遠州流を確立した。近江孤篷庵は遠州の菩提寺。

 茶会は滋賀県遠州流茶道支部連合会(森内宗茂代表幹事)が企画し、長浜支部や浅井支部ら県内4支部の社中がもてなした。また、「遠州公江北凱旋歌」と題して、遠州が任地の伏見から近江の小室城に帰郷する際に湖上の舟で詠んだ歌を森内さんが解説した。

 来場者は濃茶などを堪能したり、「遠州好み」の庭園を眺めたりして優雅なひと時を過ごしていた。