多賀少年野球クラブがマクドナルドカップで日本一
小学生軟式野球クラブチーム「多賀少年野球クラブ」は24日、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルドカップで優勝。レギュラーで出場した元浜町の大塚開史選手と藤濱優楽選手(ともに小学6年)が連覇達成の立役者となった。
この日、明治神宮野球場で開かれた決勝戦は茨城県代表の茎崎ファイターズと対戦。チームは1点ビハインドで4回表に逆転し、3対1で勝利。参加1万2000チームの頂点に立った。
藤濱選手は3回戦、6回から2番手投手として登板し、2イニング無失点。一塁手としても確実なプレーを続け、優勝の原動力となった。「神宮のマウンドに立つことができ、いい経験になった」と語り、父の真人さん(40)も「日に日にプレーが良くなっていった。日本一は素直に嬉しい」と話している。
5番バッターの大塚選手は3回戦、4打数3安打。準々決勝、準決勝でタイムリーを放ち、守備でも内外野を堅実に守った。「ホームランは打てなかったが、得点に絡むヒットが打ててよかった」と話し、父の英和さん(48)は「自ら進んで練習に参加し、自分たちで考える野球ができた。親身になり、個々の問題点の改善に取り組む指導者のおかげ」と語っている。