透明感が魅力の雛まつり展

黒壁で  3月3日まで

 黒壁ガラス館の仮店舗で3月3日まで「春の訪れ 黒壁ガラスの雛まつり」が開かれ、大小約200点のガラスのひな人形が展示されている。

 黒壁の職人や全国のガラス作家が手作り。手のひらサイズの可愛らしい作品から、作家が技術を駆使して作り上げた逸品まで多彩な人形が並んでいる。

 毎年恒例の展示だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う近隣府県での緊急事態宣言発出を受けて来場者が激減。ただ、「初節句のお祝いにしたい」などとしてインターネットでの販売が好調で、1月は前年の3倍、2月は2・5倍の売上という。

 黒壁は「ガラスの透明感と、作家ならでは表現方法が魅力。スペースを選ばずに飾れるので、ガラスのおひな様を眺めておうち時間をゆったり過ごしてもらえれば」と話している。

 展示会場は改修中の黒壁ガラス館の斜め向かいの仮店舗。平日は午前11時から午後4時、土日・祝日は午前10時から午後5時まで。無休。

 また、黒壁体験教室では3月3日までクリスタルボールを使った「お雛さまのガラス作り体験」を開催している。土日・祝日のみ。問い合わせは黒壁体験教室℡(65)1221へ。

掲載日: 2021年02月19日