赤・白・黄…庄堺公園のバラ見頃

136種1470本、キッチンカーも

 彦根市開出今町の庄堺公園内のバラが見頃を迎え、来園者が写真撮影をしたり、香りをかいたりして楽しむ光景が見られる。キッチンカーで飲食を販売する「バラカフェ」も開かれている。

 約2000平方㍍のバラ園には、ピンクのクイーンエリザベス、赤のクリスチャンディオール、白のパスカリ、朱のローラ、黄の天津乙女などが植えられている。イングリッシュローズのコーナーもある。

 バラの種類は、2018年4月から管理している指定管理者の高木・技研特別共同体が新種を入れたり、植えるエリアを広めたりして増え続けている。現在は136種類の計約1470本が育っている。

 今年は同公園管理事務所の作業員たちとボランティアの市民計21人が育て、一部が満開となっている。6月上旬まで見頃だという。娘と訪れていた女性は「とてもきれい。いろんな色が見られるのがいい」と話していた。10月上旬にも咲く予定。入園無料。

 バラカフェは園内の簡易の休憩所に3〜4台のキッチンカーが配置され、からあげ、たこ焼き、クレープ、ソフトクリーム、フルーツサンド、タピオカドリンク、雑貨などが販売される。午前10時から午後4時、今月25日まで。雨天時中止。

 

(滋賀彦根新聞)

掲載日: 2025年05月19日