見学・体験で「ものづくり」の魅力発信

長浜・米原6社が公開イベント

 普段は立ち入ることのできない製造現場を子どもや学生に開放する「しがオープンファクトリー」が8月19、20の両日、長浜、米原両市で開かれる。県内22社が参加するイベントのうち、湖北会場には両市の6社が名を連ねる。工場見学やものづくり体験を通して地域産業の魅力を伝え、将来の担い手育成や企業の認知度向上につなげる狙いだ。

 県と湖北地域雇用対策協議会が主催し、長浜、米原両市が協力する。県は、企業単独ではなく地域内の企業が連携して工場を公開する「地域一体型オープンファクトリー」を推進しており、本年度は長浜・米原地域と湖南地域をモデル地域に位置付けて取り組みを展開している。

 背景には、製造業の人材不足や地域産業の担い手確保という課題がある。工場を開放し、実際に見て、触れ、体験してもらうことで、子どもや若者にものづくりの面白さや地域企業の技術力を知ってもらう。企業にとっても働き手のモチベーション向上や認知度向上、企業間連携、新たなビジネスチャンスの創出など多様な効果が期待されている。昨年度は県内で延べ約3500人の応募があり、好評だったことから、今年度は参加企業を22社へ拡大して開催する。

 長浜・米原編は、19日は扶桑工業(長浜市)、利高工業(米原市)、ワボウ電子(長浜市)が参加する。

 扶桑工業では工場見学に加え、ひこにゃんメダルの鋳造を体験。利高工業では3DCADを使ったキャラクターキーホルダー作りやペン立ての組み立て、クイズラリーを実施する。ワボウ電子では電子基板を製造するクリーンルーム設備の組立工程やバイオトイレの組立、近江海老の養殖工程などを見学できる。

 20日は明文舎印刷商事(長浜市)、大塚産業マテリアル(長浜市)、三友エレクトリック(米原市)が会場となる。明文舎印刷商事では印刷工場見学とオリジナルメモ帳作り、大塚産業マテリアルでは自動車内装品工場の見学と不織布の実験、三友エレクトリックでは工場探検や製造現場見学、クイズラリーなどを実施する。

 対象は小学生から大学生まで(一部企業で異なる)。定員は8人〜20人。参加無料で事前予約制。申し込みは7月17日から8月2日まで受け付け、定員を超えた場合は抽選となる。JR長浜駅、JR米原駅から各工場への送迎バスも運行する。

 申し込みは予約フォーム(https://e-form.jp/shiga-openfactory/)。

掲載日: 2026年07月15日