虎高生、ドローンで防災にひと役

滋賀大学の連携講座で姉川を空撮

 虎姫高校の生徒が防災にひと役—虎姫高2年の21人が1日、大井町の姉川周辺でドローンによる空撮を行った。収集されたデータは県の「地先安全度マップ」の資料として活用される。同校は2016年度から滋賀大と教育分野での連携協定を結んでおり、夏休み、校外に出て大学の疑似セミナーを体験している。

 データサイエンス分野の生徒たちは同大学の和泉志津恵教授から浸水想定区域図の作成のために必要な河川地形の計測を学習。31日にはドローンの仕組みを学んだ後、全自動による飛行プログラムを設定。1日は京都大学防災研究所の畑山満則教授の協力で姉川一帯の空撮をした。

 生徒たちは3班に分かれ、JR北陸線から旧大井橋までの河川敷約200㍍間を7つのエリアに区分。15分、飛行させ、5㍍ごとに約100枚の写真を撮った。大橋尊君は「地上と空の景色が異なり、岸から見えない中州の形などがよく映っていた」と話していた。

 撮影した写真は生徒たちが滋賀大で画像処理。歪みを補正し地図と重ね合わせる画像にした。画像は今年度、更新される地先安全度マップの最新資料となり、防災などに役立てられる。

 畑山教授は「空撮により、地図データの修正や河川の流れなどが解析でき、浸水被害の解消につながる。将来、各高校の力で県内全域が調査できるようになれば」と語っていた。