アート・イン・ナガハマ 3年ぶり作家集う
長浜市街地で1、2日、芸術イベント「アート・イン・ナガハマ」が開かれた。3年ぶりに商店街の通りに芸術家の作品が並び、両日とも多くの観光客で賑わった。
新型コロナウイルス感染症の影響で過去2回は縮小、分散開催を余儀なくされていたが、今年は3年ぶりに全国から作家約120組が集結し、商店街に並べたブース上で陶芸作品や絵画、革細工、アクセサリーなど個性的なアート作品の数々を展示、販売。曳山博物館前広場ではライブペインティングが行われ、作家が即興で巨大キャンバスに絵を描いていた。
商店街の通りでは観光客が品定めをしたり、出展者とおしゃべりしたりして、芸術の秋を満喫していた。
主催の長浜芸術版楽市楽座運営委員会によると2日間の人出は約3万5000人。笹原司之委員長は「久しぶりの開催で多くの方に来場してもらえ、全国から参加した作家さんも作品発表の場所ができたとして喜んでいた。多くの方がアート・イン・ナガハマを楽しみにしていることをあらためて感じた」と話している。