自転車のままベッドルームへ

北近江リゾート  宿泊可能な休憩スペース整備

 高月町唐川の温泉施設「北近江リゾート」は施設内の旧レストランを宿泊可能な休憩スペースへと改修し、ゴールデンウイーク初日の29日にオープンする。雑誌を豊富に取り揃えたコワーキングスペースや、自転車が持ち込み可能なベッドルームなど、従来の温泉施設に新たな機能と魅力をプラスさせた空間に仕上がっている。

 コワーキングスペース360平方㍍と、宿泊スペース290平方㍍からなる。コワーキングスペースにはテーブルやソファ、ハンモックなどを置き、棚には雑誌を並べる。ネット環境や電源なども整備して、自由にくつろいで利用できる。

 宿泊スペースは2段ベッドが並ぶ男女別のドミトリールームと、カーテンで仕切れるプライベートルームがあり、最大36人が利用できる。「ビワイチ」などのサイクリング利用者も使いやすように、プライベートルーム前の通路は土間となっており、自転車のまま入って室内の壁に設置されたフックに掛けることができる。

 利用料金は土日祝・大人の場合、入浴のみの「サクッと入浴コース」(制限時間90分)が980円、入浴とコワーキングスペース利用をセットにした「ゆったりコース」(午後10時まで)が1800円、宿泊スペースを含む全施設利用が4000円となっている。

 温泉施設とそれぞれのスペースは区切られており、利用するコースによってICタグやカードを使って往来する。

 北近江リゾートは「地元のアクティビティの拠点となると同時に、地域の方々が交流する場になれば」と利用を呼びかけている。詳細は北近江リゾートのホームページ(https://kitaoumi.com/)で。

 

掲載日: 2022年04月26日