神田スマートIC、事業費32億円

長浜市負担は7.5億円

 長浜市は15日、北陸自動車道の神田パーキングエリア(PA)に整備する(仮称)神田スマートインターチェンジ(IC)について、本体の設計業務が完了し、事業費や整備内容の詳細が明らかになったとして、市議会産業建設常任委員会に現在の進捗状況を報告した。全体事業費は32億3000万円で、このうち市の負担は7億5000万円を見込む。

 神田スマートICは、神田PAの上下線に設置する。上り線は市道小一条今村橋線、下り線は県道加田田村線にそれぞれ接続する。計画によると、上り線側にはランプ本体や上りランプ橋、料金ゲート、誤侵入対策用ゲートを整備する。下り線側にもランプ本体と料金ゲート、誤侵入対策用ゲートを設ける計画。

 事業は2018年に「南長浜のまちづくりを考える会」が早期実現を求める要望書を提出したことを契機に進展。22年に新規事業化が採択され、23年度から測量・設計業務などに着手。昨年度までに設計業務などを終えた。

 今年度は上りランプ橋の右岸側橋台などの工事に着手し、用地交渉も進めている。

 全体事業費の負担内訳は、日本高速道路保有・債務返済機構が21億8000万円、中日本高速道路が3億円、長浜市が7億5000万円。市の負担分は工事費5億9000万円、用地費・補償費9000万円、測量試験費7000万円となっている。今後の人件費上昇や物価高騰、現場精査などにより変更となる可能性がある。

 27年度以降は、中日本高速道路がスマートIC本体工事に着手するほか、市が上りランプ橋左岸側の橋台や上部工事を進める。市道路事業では土川橋の架け替え、市道小一条今村橋線の道路改良にも着手する予定。開通時期は明らかになっていない。

掲載日: 2026年09月18日