長浜出身の清水・土田選手 車いすバスケでパリ・パラ出場
車いすバスケットボール競技で今夏のパリ・パラリンピックに出場する長浜市出身の清水千浪選手(41)と土田真由美選手(47)の激励会が13日、さざなみタウンで開かれた。
激励会は長浜市社会福祉協議会が企画し、女声アカペラサークル「エミュ・シンガーズ」の歌声に歓迎されて清水選手が会場に入場した。社協の平井和子会長が「みんなで応援している。この思いを持ってパリに行ってほしい」とエールを贈り、花束を手渡した。
清水選手は3年前の東京パラリンピックに日本代表として出場し6位入賞を果たしたが、「メダルを目指していたので6位はすごく悔しかったし、コロナで無観客だった」と振り返り、「パリは時差が7時間あるが、画面を通して一緒に戦っていただけると嬉しい。メダルを持って帰って、また皆さんとお会いできれば」と語った。
会場に来られなかった土田選手はビデオメッセージを寄せ「長浜市の皆さん、いつも応援ありがとう。パリで結果を出せるよう精いっぱいがんばりますので、これからも応援よろしくお願いします」とあいさつした。
長浜愛児園の5歳児組の27人が「あめふり」「かたつむり」「たなばたさま」など8曲をメドレーで歌うと、「すごい上手でした。金メダルをあげたい。私もパリでメダルを取れるように頑張ります」と歌のプレゼントに応えていた。