百花の王、大輪咲かせる

宮司町の総持寺で牡丹の花が見ごろ

 「牡丹の寺」として有名な総持寺(高橋寛樹住職、宮司町)でボタンの花が咲き始めた。

 寺には50種計500株のボタンが植えられており、17日ごろから早咲きの品種が花を咲かせ始め、現在はピンクや赤、紫の大輪を観賞できる。


 「1年かけて一生懸命世話してきたボタンが、近年の気候変動に負けずに大きな花を咲かせてくれた」と高橋住職。「ボタンは昔から百花の王と呼ばれる。風格と香り、花の姿を楽しんでほしい」と観賞を呼びかけている。花の数は今週末からピークを迎え、5月4日ごろまでが見ごろになるという。なお、入山料は開花状況によって100~400円で変動する。

掲載日: 2025年04月23日