福永さん、「フィッシュクラフト」も
渓流の魚を木彫りで表現している福永和明さん(69)=東近江市=の色鉛筆画展が彦根市本町のカフェ&ギャラリーぜんで開かれている。22日午後1時半から福永さんのギャラリートークも行われる。
福永さんは45歳の時、友人に誘われてフライフィッシングを始めて以降、木曽地方や東北などで渓流釣りをしている。釣り上げた魚を残すため、魚拓やはく製にする釣り人が多い中、福永さんは木を魚の形に彫って残す独自の手法を考案。「フィッシュクラフト」と名付け、釣り仲間から依頼を受けた魚を東近江市内の工房で制作している。
一方で、2021年に右肩を痛め、フィッシュクラフトの制作が一時できなくなったことをきっかけに、独学で色鉛筆画を開始。淡海環境保全財団で働く中で琵琶湖の自然に接し、改めてその美しさに気づいたことから、県内各地の湖岸風景を題材に描いている。作品には釣り人を描くことも忘れていない。
彦根で初めてとなる作品展では、石寺町の「あのベンチ」や長浜市内の湖岸から望む竹生島、海津大崎の桜並木などを描いた色鉛筆画37点を展示。このほか、秋田県のイワナやヤマメ、北海道のニジマスなどのフィッシュクラフト6点も並べている。
福永さんは「滋賀県民なら琵琶湖の光景はいつもの風景かもしれないが、絵を見ながら改めてその魅力を感じてほしい」と話している。22日のギャラリートークはテーマが「ようやく見つけた私の表現」。
開館日時は30日までの金土日の午前10時から午後4時。場所は本町2丁目3番45号。駐車場あり。問い合わせはぜんの戸所さん☎090(3283)9508。
(滋賀彦根新聞)






