無病息災願い茅の輪くぐり

長浜八幡宮に夏の風物詩 アジサイ花手水も

 長浜八幡宮は30日の「夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)」を前に鳥居に茅(ち)の輪を設置。参拝者が無病息災などを願って、「茅の輪くぐり」を行っている。

 大祓式は罪や過ちを祓い除くために半年ごとに執行される神事で、無病息災や疫病退散などを祈念するもの。長浜八幡宮では夏の大祓式に合わせて、毎年、茅の輪を設置しており、今年は15日にお目見え。

 茅の輪は直径約2・5㍍で、左回り、右回り、左回りと8の字を書くように3度くぐって祈願すると災難を免れ、健康に夏を過ごせるという。

 八幡宮では「無病息災を願って茅の輪をくぐっていただければ」と話している。茅の輪は7月2日ごろまで設置している。

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 手水舎にアジサイの花を浮かべた「花手水」も長浜八幡宮にお目見えした。

 参拝者に花を愛で心を清めて華やかな気持ちになってもらおうと4年前からこの時期に実施している。境内に植えられている約2000株のアジサイの中から色鮮やかに咲いた花を摘み取り、手水舎に浮かべている。見た目も涼しげで、八幡宮は「きれいな花を愛で、心を癒してもらえれば」と話している。7月上旬まで。

掲載日: 2024年06月19日