長浜港で、SUPや水上バス事故想定
夏本番を迎え、湖上レジャーが本格化する中、長浜警察署は16日、長浜港で水難事故を想定した合同訓練を実施した。近年利用者が増えるSUP(スタンドアップパドルボード)や水陸両用観光バスでの事故も想定し、警察や消防、民間事業者など約40人が連携して救助手順を確認した。
訓練には、水陸両用観光バスを運行するT&Tコーポレーション、湖北水上安全協会、湖北地域消防本部、滋賀県警水上警察隊などが参加した。
訓練は3つの事故を想定して実施。岸壁から釣り客3人が転落したケースでは、湖北地域消防本部の潜水隊4人が水中に潜って捜索して救助し、救助用バスケットに収容後、クレーンで岸壁へ引き上げた。
SUP利用者2人が強風に流されて落水した想定では、消防本部がドローンを飛ばして上空から捜索し、発見情報を受けた水上警察隊の警備艇が現場へ急行して救助した。
さらに、水陸両用観光バスの航行中に乗客が湖面へ転落したケースも想定し、各機関が連携して救助活動を展開。情報共有や役割分担を確認し、実際の事故を見据えた対応力を高めた。
長浜署の担当者は「夏本番になると多くの人が琵琶湖にレジャーで訪れる。事故なく安全に楽しんでもらえるよう、万一の事故に備え、関係機関と連携しながら万全の体制を整えたい」と話した。
また、琵琶湖で水難事故や船舶事故が発生した際の緊急通報先は、海上で使用される「118番」ではなく「110番」であることも、訓練に合わせてPRしていた。








