中学生、市民、地元企業も制作支える
ひこにゃんが初めて主演した短編映画「夢にむかって。」が29日、ユーチューブの「ひこにゃんチャンネル」で公開された。出演した中学生をはじめ、市民、地元企業、商工・観光団体など、多くの地域関係者が制作を支えた彦根発の14分11秒の作品。公開後は「かわいい」「癒された」といった声に加え、物語に背中を押されたという反応も寄せられている。
主人公は、小澤真利奈さん演じる元バスケットボール選手・加奈子。選手としての夢に挫折し、コーチとして進むべきか迷う中、体育館でひこにゃんと出会う。一緒にボールを追う時間を通じ、もう一度夢と向き合う気持ちを取り戻していく。監督は後藤元樹さん。
作品には、バスケットボール漫画「SLAM DUNK」の安西先生の名言「あきらめたらそこで試合終了」も登場。夢を諦めかけた主人公の再出発という作品のテーマと重なる場面となっている。
撮影は3月28、29日、プロシードアリーナHIKONEで開かれた彦根映画祭の特別企画として行われた。現場を市民に開放した「撮影ワークショップ」の形を取り、エキストラや制作スタッフとして市民が映画づくりに参加。カメラや照明のセッティング、演出など、実際の撮影現場に触れる機会にもなった。
バスケットボールの場面では、稲枝中と彦根南中のバスケットボール関係者が協力。地元企業や奉仕団体、市民らも制作を支え、エンドロールには多くの地域関係者が名を連ねている。
音楽は、滋賀を拠点に活動するロック楽団「THE BOOGIE WOOGIE」が担当。作品を彩る楽曲も印象的な仕上がりとなっている。
作品は4月13日のひこにゃん20回目の誕生日に完成披露され、今回、ユーチューブで一般公開された。公開後のコメント欄には「ひこにゃんかわいい」「癒された」「ひこにゃんにバスケ、意外な組み合わせ」といった感想が寄せられ、夢への再挑戦を描いた物語について「今回の映画見てもうちょいイケると思えた」と受け止める声も上がっている。





