平和堂の移動スーパー始動へ

長浜での平和堂の移動スーパーのようす

「買い物弱者」の高齢者支援で彦根市と連携

 日常の買い物がしにくい高齢者らを地域で支えようと、彦根市は市社協、事業者、地域団体と「ひこね買い物支援ネットワーク」を設置。第1弾として今月16日から、平和堂と連携した移動販売の取り組みを市内で開始する。

 買い物に困難さを感じる一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯など、いわゆる「買い物弱者」が全国的に増加。また新型コロナウイルスの流行以降、地域コミュニティーの希薄化も進んでいることから、高齢者を地域で見守る体制づくりが社会課題になっている。

 こうした状況を受け、市は事業者が地域に出向いて商品を提供する移動販売を活用した買い物支援のネットワークを構築。市が広報や周知、事業者が移動販売サービスの提供、市社協が各地域への支援、自治会など地域団体がニーズや課題の把握を担う。

 第1弾として連携する平和堂は、冷蔵設備を備えた車両に、生鮮食品や飲料、菓子、調味料などの飲食品のほか、日用品を載せて販売する「移動スーパー」を展開している。甲賀、長浜、大津に次いで4自治体目となる彦根市内では月曜から土曜まで、市内6〜8カ所を巡回して販売する予定。初日の16日には市役所で連携協定式が開催され、ひこにゃんや平和堂のイメージキャラクター・はとっぴーがイラストされた移動スーパーの車両がお披露目される。

 市高齢福祉推進課の担当者は「買い物支援は商品を届けるサービスだけでなく、高齢者などへの見守りや住民同士の交流にもなる。地域のニーズや課題を関係者間で共有し、各地域に合った買い物支援につなげたい」としている。

(滋賀彦根新聞)

掲載日: 2026年09月02日