「買い物弱者」支援、4者が協定
一人暮らしの高齢者らを支援する平和堂の「移動スーパー」が16日から彦根市内で始まった。初日には市役所でテープカットや車両のお披露目が行われ、関係者が事業のスタートを祝った。
買い物に不便を感じる一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯など、いわゆる「買い物弱者」を地域で支えようと、彦根市は市社協、事業者、地域団体と「ひこね買い物支援ネットワーク」を設置。第1弾として平和堂と連携した移動販売の取り組みを市内で開始した。
平和堂の移動スーパーは冷蔵・冷蔵機能を備えた専用車両に、生鮮食品や飲料、菓子、調味料などの飲食品のほか、日用品を載せて販売する。彦根市での導入は甲賀、長浜、大津に次いで4自治体目。ビバシティ平和堂を商品の積み込み拠点とし、約500点の商品を載せて市内を巡回する。一日に6〜8カ所を訪れ、月曜から土曜までに全42カ所を回る。
市役所でのテープカットには、平和堂の平松正嗣社長、市社協の磯谷直一会長、買い物支援ネットワーク地域チーム代表の大久保則雄さん(72)、田島一成市長が出席。協定書にサインした後、移動した屋外でテープカットを行い、移動スーパーの車両や車内に並べられた商品を見学した。
平松社長は、2010年に彦根銀座店を拠点に「平和堂ホーム・サポートサービス」を実施していることに触れながら「店舗、ホーム・サポートサービス、移動販売を展開することで、地域のさまざまな生活環境に合わせたニーズに対応していきたい」とあいさつ。大久保さんは「今後もネットワークを拡充していきたい」と述べた。
その後、移動スーパーは中藪みどり会館、原西集会所、南本町会館を訪問。原町で買い物をした今西春江さん(86)は「自宅の近くで選びながら購入できるのがいい。このようなサービスは本当に助かる」と話した。
曜日ごとの訪問場所と時間はhttps://www.heiwado.jp/service/mobilesupermarketsへ。
(滋賀彦根新聞)






