長浜幼稚園で、地域のお年寄りが寄贈
長浜モラロジー事務所のシニアクラブ「福寿草」が27日、長浜幼稚園を訪れ、園児たちに布ぞうり作りを教えたり、手作りの布ぞうりを贈ったりして交流を深めた。園児たちは、布ぞうりのやさしい履き心地に笑顔を見せていた。
「福寿草」による布ぞうりの贈呈は、地域交流の一環として毎年行われており、今年で3年目。この日は、園児が簡易の編み機を使った布ぞうり作りに挑戦し、お年寄りらに教わりながら布を編み込んだ。園児たちは「楽しい」「むつかしくなかった」などと笑顔を見せていた。
また、「福寿草」のメンバーは、園児35人分の布ぞうりを事前に手作りして持参。足のサイズに合わせて複数の大きさを用意し、園児たちは好きな色柄の一足を選んだ。
代表の藤居雅子さん(86)=朝日町=は「子どもたちが喜ぶように明るい色合いの布を選んだ。笑顔を思い浮かべながら作った」と話した。
藤居さんは、物資の乏しかった小学生時代に祖母が作ったわら草履を履いて育ったといい、「祖母が作っている姿を見て覚えた」と当時を懐かしんだ。
園児たちは、さっそく布ぞうりを履いて園内を歩き回り、布の柔らかな感触を楽しんでいた。初めてのぞうりに苦戦する子もいたが、友達同士で手伝いながら履く姿も見られた。
藤居さんは、園児たちの歓声に「明るく元気な声が聞こえてうれしい。こちらが元気をいただきますね」と目を細めていた。







