青年使節団5人、独アウクスブルクへ
長浜市の姉妹都市、ドイツ・アウクスブルク市を訪問する青年使節団の壮行会が24日、市役所で開かれた。団員の大学生5人が、ホームステイや現地交流を通じて文化や暮らしを学び、長浜の魅力も伝えたいと抱負を語った。使節団は29日に出発し、9月7日まで10日間の日程で派遣される。
ヤンマーディーゼル初代社長の山岡孫吉氏がディーゼルエンジンを開発したルドルフ・ディーゼル博士の顕彰碑をアウクスブルク市に建立したのをきっかけに、両市の交流が始まり、1959年に姉妹都市提携。2008年から青年使節団を派遣しており、今回が8回目。大学生5人と市職員2人の計7人が参加する。ホームステイしながら市民交流を深め、文化や歴史、環境への取り組みなどを学ぶ。
壮行会で浅見宣義市長は、両市の長い交流の歴史に触れ、「いろいろなことを学び、帰ってきて皆さんに伝えてほしい。将来は地域の国際交流のリーダーとして協力してもらえれば」と激励した。
5人が現地で確かめたいことは、それぞれの大学での学びとも重なる。
建築や建物に関心がある法政大学3年の大塚創史さん(22)は、アウクスブルクの古い街並みに注目する。「長浜と比較しながら学びたい」。ホームステイにも期待し、「ドイツの実際の生活や文化の違いを経験したい」と話した。
「楽しみなのはホストファミリーとの会話」と話すのは、立命館大学2年の中川結光さん(19)。大学では食文化を学んでおり、観光地の特別な料理だけでなく、「ドイツで日常的に食べられている普通の食事」にも関心を寄せる。
一方、京都大学1年の中村倖さん(19)が目を向けるのは経済。「日本とドイツの物価や経済状況の違いを現地で肌で感じ、知見を広げたい」とし、「長浜とアウクスブルクの架け橋になれるよう頑張りたい」と意気込む。
県立大学3年の西村紅葉さん(20)は、大学で学ぶデザインを「人と人とのつながり」にも広げて考えている。「使節団としてアウクスブルク市に行くことでいろいろな人の価値観を知り、文化や歴史を学んで将来に生かしたい」と語り、長浜の文化や歴史、食べ物も現地で伝えたいという。
立命館大学1年の服部悠花さん(19)は、経営学部で学んでいることから、現地の市場や職人にも関心を寄せる。「日本と比較しながら学びたい」とし、初めて訪れるドイツでのホームステイや現地の人たちとの交流にも期待。「長浜の文化も伝えたい」と話した。






